銀行への預貯金も投資って考えたことありますか???
こんにちは!くろねこ(@kuroneko_pt)です。
みなさん、「銀金への預貯金も投資の1つ」と考えたことはありますか??
米ドル、豪ドル、ユーロ、ルピー、トルコリラ、南アフリカランド・・・
挙げればキリがありませんが、現金だけでも様々な通貨があります。ここで伝えたいのは『日本の銀行に貯金をする』ということは、様々ある資産のうち現金の中でも『日本円への投資比率が100%になっている』ということです。
インフレが進むいま、生活が苦しくなっている方は少なくないと思います。
日本円100%で保有するということは、日本の経済が陥落した際に共倒れとなるリスクがあります。
今回は、預貯金しかしないことに対するリスクについて綴っていきます。
現金以外に、そもそもどんな資産があるの?
これまで投資をされたことがない方は、現金以外にどんな資産があるのかイメージが沸かない方が多いのではないでしょうか?
実際に投資を始めた際の僕もそうでした。
そのため、まずはどんな資産があるのかをみていきましょう。
資産は大きく分けると
・現預金
・国内株式
・国内債券
・外国株式
・外国債券
・不動産
・商品・金
などが挙げられます。
これら資産のことを「アセット」と呼び、どのアセットをどの程度の配分で保有しているかを「アセットアロケーション」と呼びます。
例えば、僕の現在のアセットアロケーションを例に挙げると
の比率で保有しています。
まだまだ現金の割合が高いですが、現金が現在ある資産の20%程度になるまで積み立てていく予定です。
銀行への預貯金は日本円へ100%投資しているということ
日本で生活していると実感が沸かないかもしれませんが、日本円の価値も日々変わっています。
ニュースで、「本日の為替は、ドルが〇〇円、ユーロが〇〇円で前日比…」
などと聞いたことはないでしょうか?
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/e388f63b135efd3686aa54795d7041dbdf1bc6d5
⇧⇧⇧こんなやつです。
実際、今年に入って日本円は約7%の円安となっています。
Google Financeより
約7%って大きいですよね。
これは、100円でこれまで買えていたものが、107円を出さないと買えなくなったことを意味します。
国内で生活していると流通している通貨は日本円のみのため、お金の価値が日々変動している実感はなかなか沸きづらいかもしれませんが、実際にはこのように日々価値が変動しています。
海外旅行によく行かれる方は円の価値の変動を実感されるかもしれませんね。
海外の株式・投資信託の保有は、投資先国の通貨を持つことにもなる
海外の株式や投資信託を購入することは、間接的にその国の通貨を持つことにもなります。
円で決済されている方は「え?日本円でしか払ってないよ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、実際には信託銀行が国内外のマーケットに投資する際に各国通貨に交換されており、投資信託の評価額には為替の影響も反映されています。
ただし、なかには『為替ヘッジあり』と為替の影響を受けない形で運用されている商品もあります。
近年、注目を浴びた『iFree レバレッジ NASDAQ100』、通称『レバナス』も為替ヘッジありの商品になります。
iFree レバレッジ NASDAQ100 投資信託説明書(交付目論見書) https://www.daiwa-am.co.jp/funds/doc_open/fund_doc_open.php?code=3377&type=1&preview=on
「為替ヘッジあり」を選択した場合、為替による値動きの変動を抑えることができます。
しかし、『円安進行>投資信託の評価額の伸び』の場合、持っている資産の価値は輸入品等の価格上昇に負けてしまうことになります。
投資信託に為替の値動きが反映されることは『為替リスク』と言い、値動きの幅が大きくなるリスクがあります。
ただし、現在のような円安に進行している場合には円の価値が低下し、生活レベルで考えた際には『為替リスクを背負わないこともまたリスクになる』ということは知っておくといいのかもしれません。
まとめ
今回は銀行への預貯金もまた投資であり、それは日本円を極端に低い利回りで100%運用していることであり、現在のような円安が進む場面では、どんどん価値が低下していく可能性があることを書かせて頂きました。
もちろん株や債券、不動産などの価値も日々変動しており、1人1人のリスク許容度に応じての投資が必要です。
ただ、「円安の進行に何か備えたい」と考えられている方は、外国の資産に何か投資することは選択肢になるかと思います。